入門編①仮想通貨とは?
仮想通貨とは?
仮想通貨はインターネット上で使うことができる通貨で、「暗号通貨」とも呼ばれています。インターネットさえあれば、国境も関係なく世界中どこでも使うことができるため幅広い使い道があることがメリットです。
仮想通貨の威力を最も実感するのが、海外への送金です。世界銀行によると、途上国への国際送金の規模は2016年で年4420億ドル。その多くは途上国から先進国に出稼ぎに来た人による、故郷への送金です。
こうした送金サービスは銀行や国際送金事業者によって担われており、こうした仲介者が取る手数料は送金コストの1割弱にもなります。しかも送ったお金が家族に届くのには何日もかかって不便です。第二次世界大戦後にできた古い国際送金のシステムを現在でも利用しているからです。
ところが仮想通貨を使えば、手数料はほとんどかからずに瞬時に送金が完了します。
仮想通貨とビットコインは何が違うの?
ビットコインは、仮想通貨の中の一つです。が、おそらくまだ世の中の人はビットコイン=仮想通貨と勘違いしています。それは初めて作られた仮想通貨がビットコインで、今でも取引量と時価総額が一番だからだと思われます。
世界には色々な通貨がありますが、基軸通貨はUSDですよね。それと同じと思っていいと思います。
なお、ビットコインに対してその他のコインのことをアルトコインと呼んだりします。
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どうやって始めたらいいの?
まずは取引所を開設する必要があります。
取引所開設には運転免許書が必要となります。登録手続にかかる時間は10分程度ですが、登録が認証されて取引が開始するまでは1週間程度かかるとみた方が良いです。
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何を買えば良いの?
最初はやはり仮想通貨の王様であるビットコインから始めるべきと言われています。なぜなら、他のコイン(アルトコイン)を買う場合には日本円建てではなくビットコイン建てで買う場合が多いため、ビットコインの相場観を体に身につける必要があるからです。また、アルトコインよりも時価の乱高下は少ないため、初心者向けであるからです。
買い方としては、例えば10万円から始めるとした場合、10万円いきなり全部つっこむのではなく、最初は5万円でビットコインを買い、残りの5万円は価格が下がった時に買い増すための余力として残しておきます。
アルトコインを買う場合はどうするの?
慣れて来たらアルトコインに挑戦してみましょう。注意点として、コインチェックなどの国内取引所でアルトコインを取引をするのはやめた方が良いです。国内取引所は概ねビットコインは指値注文できますが、アルトコインは指値注文できません。販売所から買うことになり、手数料のようなものを搾取されてしまいます。
そこで、バイナンスなどの国外取引所を使いましょう。国外取引所では多くのアルトコインを取り扱っていると同時に、指値注文ができるというメリットがあります。
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私のポートフォリオ
私は安全資産としてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)などの価格暴落がなさそうなコインを半分、残りの半分をリスクの高いコインに投資するべきだと思い、当初そのように投資していました。結果として、リスクの高いコイン(ここではXPコインのことを指しています)が1発当たって、資産の半分以上を占めるようになりました。
結果的にアルトコインが大化けしましたが、今でもBTC、ETH、BCHなどのコインも安全資産としてポートフォリオに組み込むべきだと考えています。
私も最初コインに手を出すのは怖かったですが、今では思い切って足を踏み入れて本当に良かったと思っています!