社畜経理マンの投資日記

【Macにも対応】1時間で出来る!仮想通貨の確定申告

初めて確定申告を提出しました!!

Macbookだとそのままでは国税庁のページが対応していなかったり、いろいろ大変でしたが全部解決したので解説したいと思います(*☻-☻*)

 ▶︎目次

 確定申告の概要

f:id:secbitcoin:20180225104621j:plain

申告期間

申告期間は、平成30年2月16日(金)〜3月15日(木)です。

平成29年1月1日〜平成29年12月31日に発生した損益に対して課税されます。日本円に換えた時だけでなく、アルトコイン同士の交換によって発生した損益に対しても課税されるので注意です。。

確定申告の対象者

仮想通貨で20万円以上の所得が発生した人が対象になります。逆に言えば、20万円未満の方は課税されないということです。

確定申告の流れ

ざっくりこんな感じの流れになります。

  1. 必要な書類を集める
  2. 損益計算する
  3. 国税庁HPから申告書を作成、提出する
  4. 納税金額を支払う  

 

必要な書類を集める

確定申告に必要な書類は以下のような書類です。

  1. 勤めている会社の源泉徴収票
  2. 本人確認書(マイナンバーカード等)
  3. 経費の領収書

源泉徴収票と本人確認書は確定申告の提出書類に添付する必要があります。経費の領収書は提出する必要はありませんので、自分で金額を把握しておけばOKです。

損益計算をする

ここが1番大変そうですが、自動計算ツールを使えば自分で計算する必要はありません。

取引所を1ヶ所しか使っていない場合

取引所を1ヶ所しか使っていない場合は、各取引所から取引履歴をcsv形式でダウンロードできます。例えばビットフライヤーの場合、お取引レポートから対象日時(From 2017/1/1 To 2017/12/31)を指定⇨レポートを表示するで表示できます。

f:id:secbitcoin:20180222211009p:plain

取引所を複数使っている場合

複数の取引所を使っている場合、全てまとめて計算してくれるCryptactというツールがあります。過去記事にて紹介していますので、ご参照ください。

 

Macユーザーのみの下準備

*Windowsの方は飛ばして大丈夫です。Macだとそのままでは国税庁HPが対応してないので下準備が必要です。

まず、国税庁HPにアクセス。画面左上のSafariから環境設定をクリック。

f:id:secbitcoin:20180222215320p:plain

セキュリティから下のメニューで赤枠のプラグイン設定をクリック。

f:id:secbitcoin:20180222215434p:plain

左のメニューでJavaをクリック、右のメニューが出てくるので、先ほど開いた国税庁のサイト「keisan.nta.go.jp」の右、赤枠のところを「option」キーを押しながらクリック。

f:id:secbitcoin:20180222215809p:plain

 安全なモードで実行のチェックを外します。

f:id:secbitcoin:20180222220508p:plain

安全でないモードでJavaを実行してもよろしいですか?と出てくるので、信頼をクリックします。

f:id:secbitcoin:20180222220552p:plain

これで、Macでも国税庁HPを操作できるようになりました。

確定申告の方法

国税庁HPにアクセス。申告書・決算書作成開始を選びます。f:id:secbitcoin:20180224232013p:plain

全ての項目にチェックを入れます。f:id:secbitcoin:20180224232211p:plain

所得税コーナーへを選択します。f:id:secbitcoin:20180224232221p:plain

仮想通貨の申告をするので、真ん中の全ての所得を選択します。f:id:secbitcoin:20180224233847p:plain

確定申告書等を印刷して税務署に提出するを選びます。真ん中赤枠にはチェックを入れません(青色申告は事業所得等がある方のみを対象としています)。申告書の様式をイメージした入力画面はチェックを入れときましょう。f:id:secbitcoin:20180225000426p:plain

給与所得の入力

給与所得を選択します。源泉徴収票を用意し、画面に従って入力しましょう。f:id:secbitcoin:20180224232359p:plain 

源泉徴収票はどこの会社も大体同じフォームになっているので、画面に従って入力すれば大丈夫です。f:id:secbitcoin:20180224232442p:plainf:id:secbitcoin:20180224232545p:plainf:id:secbitcoin:20180224232556p:plainf:id:secbitcoin:20180224232645p:plainこれで入力完了、次へを押します。f:id:secbitcoin:20180224232623p:plain

雑所得(仮想通貨の収入)の入力

ここから仮想通貨の所得を入力していきます。仮想通貨の所得は雑所得のその他に分類されるので、その他を選択します。f:id:secbitcoin:20180224235107p:plain

上記以外(報酬等)を選択します。f:id:secbitcoin:20180224232957p:plain

収入金額には、先ほどcryptactで計算した損益(必要経費の控除前)を入力します。続いて、必要経費を入力します。私は、仮想通貨の使用割合に応じて、PC購入費用とインターネット代の半分ほど、その他書籍購入費用を必要経費として申請しました。もし仮想通貨専用のPCなどを持っている方は、購入費用の100%を必要経費としてもいいかもしれません。

f:id:secbitcoin:20180225100442p:plainf:id:secbitcoin:20180224233012p:plain

その他の控除額がある場合

医療費控除や、生命保険料などの控除がある方は下の画面で入力していきます。ふるさと納税は寄附金控除に分類されます。f:id:secbitcoin:20180224234304p:plain

納税額計算終了

f:id:secbitcoin:20180224234413p:plain画面一番右下の入力終了(次へ)を選択すると、下のポップアップで納税金額が出てきます。

f:id:secbitcoin:20180224233048p:plain

住民税額の入力

次は住民税額について入力していきます。もう少しで終わります、頑張って。f:id:secbitcoin:20180224235415p:plain

自分で納付を選択、名前や住所、マンナンバーを入力します。f:id:secbitcoin:20180224235355p:plainf:id:secbitcoin:20180225000931p:plainf:id:secbitcoin:20180224235330p:plain

整理番号は入力しなくて大丈夫です。また、提出年月日も印刷ご、提出前に手書きで大丈夫です。

f:id:secbitcoin:20180224235713p:plainf:id:secbitcoin:20180224235642p:plainf:id:secbitcoin:20180224235754p:plain

これで終了、下のポップアップが出てくるので閉じるを押して大丈夫です。

f:id:secbitcoin:20180225001058p:plain

 入力したデータを印刷

最後に、入力データを印刷します。印刷した用紙は、自署や捺印が必要ですので、用紙に従って記入してください。

f:id:secbitcoin:20180225001158p:plain

f:id:secbitcoin:20180225001231p:plain

書類を提出

書類は税務署に持参する方法と郵送する方法があります。税務署は混んでいるので、郵送にしときましょう。印刷するときの画面で税務署の住所を確認できます。

納付

納付は金融機関振込やクレジットカード支払いなどの方法があります。

詳しくは国税庁Q&Aをご覧ください。

f:id:secbitcoin:20180225103200p:plain

終わりに

いかがでしたでしょうか。記事は画像が多くて少し時間がかかりそうに見えますが、自分でやってみるとそんなに時間がかからないかと。

申告期限に間に合うように、早めにやった方がいいですよ٩( ᐛ )و